行政不服審査法のポイント
行政不服審査法も、全体の条文構造を把握した上で、法律の趣旨が定められている目的規定である1条と定義規定である2条をしっかりと理解することから始めた方が理解しやすいです。 その際には、不服申立ての対象が何であるのかを行政作用法との関係でしっかりと理解してください。 その上で、総則において定められている事項をマスターしましょう。
法律の条文は、パンデクテン方式により、整理のために共通の規則を繰り返し置くことを避け、共通部分を取り出して個別的な規定に先だって冒頭に置くこととしています。
そこでもっとも抽象的・一般的なものが総則(第1章)としてはじめに定められており、最もわかりにくいものとなっています。
次に、手続法である以上、手続き全体の流れを常に意識して、審査請求の過程などを図表まとめておけば学習しやすいです。 また、同じく行政作用自体を是正する制度である行政事件訴訟法との相違点をこまめに見比べることも怠らないでくださいね。
何の脈絡もなく、ただ行政不服審査法の条文をアトランダムに聞く問題と、一定の視点から横断的に条文知識を問う問題の両方の形式に対応する必要がありますが、今後は民法の試験対策でより高度なことが要求されていますので、行政法の学習では、民法学習のノウハウの応用も必要になります。
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